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家の安全を考える 一級建築士 村山 正男

今年も残りわずか、来年には年号も変わります。

近い将来に、地震が来る想定が出ています。皆様の家の健康診断は、お済ですか?

家の弱い部分を知っておく事は、大切だと思います。特に1階は、2階の荷重を受けますので、壁の無い部分に力が集中して来ます。

寝室は、ある程度壁に囲まれた部屋にしましょう。逃げる時間も稼がなくてはなりません。人が足で踏ん張るように、家の4隅の壁は、重要です。

耐震補強では、数値1.0以上に原則するのですが、新しく壁を作ったりして、住み辛くなるのであれば、私は1.0にこだわっていません。ただし公共機関の補助を受ける場合は、1.0以上にする必要があります。0.2の数値が0.8になれば、効果はあると考えています。一つには全体の補強は、費用がかなりかかる事、1.0にしても一応倒壊しない数値である事、倒壊しないにするには、1.5以上が必要となります。

東北地震では、東京や神奈川では震度5強のゆれで、新耐震基準前の家でも、ほとんど倒壊しませんでした。地震においては、地盤の強さが大きく関係してきます。埋立地や、切土の造成地などは液状化や段差による家の傾斜なとが、起きてきます。

お住まいに不安に思われるようでしたら専門家や各自治体の建築課に相談される事をお勧めします。

私は、地元の避難所協議会に自治会の役員で出ていますが、中学校の体育館の避難者割り当ては少ないです。想定する地震では、マンションは、倒壊しない想定になっています。木造においては、火災の方が心配なのかも知れません。

只し、どんな規模の地震が来るのがわかりませんので、心構えだけはしておいた方が良いと思います。そういう意味で家の診断は、お勧めしたいと思います。家の弱い部分と強い部分を知っておく事が、より家族を危険から回避する知識になると思っています。

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